セッティングが済んだら、写真撮影を開始します。商品をそのまま真正面から撮っても構いませんが、立体感や質感は商品の魅力のひとつです。写真撮影の際は、この点を考慮し、カメラのアングルや商品の置き方を工夫して行うと良いでしょう。四角いものを真正面から撮るだけでなく、右斜めの角度から撮るなどして、違いを見てみてください。丸みのある商品は立体感を出すのが難しいですが、ビンや金属など、表面が反射しやすいものは、手前に筒(商品の色に合わせて、白か黒を用いる)を配置すれば、筒が商品に写りこみ、丸みのある立体感をかもし出すことができます。また、ライトを左右同じ角度から二つ当てることで、商品の影や無駄な反射を抑えた写真を撮ることができます。角度や光の当て方といったちょっとした工夫で、プロフェッショナルで垢抜けた商品写真を撮影することができるのです。
最後に、写真を掲載する際にも注意しなければならないことがあります。常に多くの情報を短時間で求める傾向にある今日のネット利用者は、一つのページに留まる時間が限られています。よって、情報の表示が遅いページに行き当たると、ページが全て表示される前にページを閉じてしまったり、別のサイトへ移ってしまったりします。せっかく興味を示してくれているお客様を、ページの表示が遅いがばかりに逃すことになるのです。
ページの表示を遅くさせる第一の理由として、画像の重さがあります。多くの商品を一度に紹介しているページなどでは、できるだけ商品写真の重さ(ファイルサイズ)を軽くすることで、ページの表示にかかる負担を減らすことが大変重要です。また、一つの商品を紹介しているページでも、むやみに大きな画像や、必要以上に高解像度の画像は、ページの表示を遅らせる原因となります。いずれの場合も、ECショップで使用する商品画像はJPEGやGIFなどの圧縮形式を用いて、解像度はネット掲載写真として最も一般的な72ピクセルとするのがよいでしょう。これらの作業は、画像エディタを用いて簡単に行うことができます。
ただし、画像を圧縮する際は、画像の目が粗くなりすぎないように気遣うことも大切です。せっかく綺麗に撮影した画像が、圧縮しすぎたせいで汚くなってしまっては意味がありません。お持ちの画像エディタで、ちょうど良い圧縮レベルを探してみてください。