ECショップを立ち上げる際、どのコンテンツ作るにあたっても必ず必要なのが、「サイトに来てくれる人(お客様)の立場になって考えてみる」ということです。ネット慣れしている人には当たり前のことでも、初心者にとってはまったくわからないということが多々あります。
常時接続のブロードバンドインターネットの普及が進み、過去数年で爆発的に成長している国内EC市場ですが、昨年だけで六割以上も市場が伸びている一方で、ECショップの利用経験がある人の実に半数以上(53.5%)は、オンラインで物を購入する頻度が年間僅か0〜4回に限られているとしています。
欧米に比べ、オンラインショッピングが完全に一般家庭に普及しておらず、未だ発展途上であるといえる日本では、まだまだECショップというサービスについて知らない人が数多く存在します。そういった人たちへの配慮でもあり、また、初めての来訪者を固定客へと変えるための重要なツールでもあるのが、この「初めての方へ」というページの役割となります。
たとえば、普段からネットでショッピングを楽しんでいる人であればその存在について考えるまでもない「ショッピングカート」というシステムすら、初めてECショップを利用する人にはわからないことかもしれません。商品をショッピングカートに入れただけで、商品が購入されたと思っている人や、商品を買いたいと思っても、そこで何をすればいいのかすらわからないという人も実際にいるでしょう。
慣れている人であれば、「購入ボタンを押すだけ」であるとか、「やってみれば簡単」と思えることでも、知らなければそれも難しく、ボタン一つを押すにも勇気がいるものです。まずは初心に返り、初めてオンラインショッピングに挑戦しようとしている人の身になって、わからないことをできる限りわかりやすく説明することが大切です。オーダーの送信をしたはいいが、その後の決済はどうなるのか、など、目に見えづらい部分は余計に不安を招く要素となります。
「初めての方へ」のページでは、こういった点に特に配慮が必要となってきます。サイト上のショッピング機能のみでなく、サイトの閲覧から発注、商品発送、そしてアフターケアまで、サービス全体を視野に入れ、サービスを利用するにあたっての注意事項や、トラブルが発生した場合にはどこへ連絡すればいいかなども、丁寧に記載しておくべきでしょう。