ECショップに限られたことではありませんが、お客様が店頭に訪れた際、まず最初に商品を手に取るきっかけとなるのがキャッチコピーです。ある特定の商品を求めて来店する人は、すでに目的が決まっていますが、それ以外の人がそこで商品を手にするには、そうするための動機が必要になります。
デパートでウィンドウショッピングをするときのことを想定してみてください。デパートにはたくさんの店が入っており、中には似たような商品を扱っている店もたくさん並んでいます。その中で、特に買う気もなかった商品を通りすがりの客が手に取るには、商品を目にしたときに、「これは何だろう?」とか「なんだか面白そうだ」といった具合に、それまでなかった「商品に対する興味」が誘発される必要があるのです。関心のないものに反応するほど暇な人は限られていますから、その商品を必要としているか否かの前に、興味を湧かせることが大切なのです。この「興味を湧かせるきっかけ」をつくるのが、キャッチコピーの役割です。
店内のデコレーションや、ウィンドウの商品配置に自由が利くデパート内の店舗とは異なり、デザインが平面に限られてしまうECショップでは、特にこのキャッチコピーが重大な役割を担ってきます。客が商品を手に取る行為とは、ECショップに置き換えれば、商品情報に繋がるページへのリンクをクリックする、ということになります。しかし平坦な画面に商品写真が並んでいるページに訪れた客が、その商品について知りたいと感じ、リンクをクリックするに至るには、上で述べたとおり、そうするだけの動機が必要になってきます。そこでキャッチコピーの登場です。