ECショップに限らず、企業のウェブサイトで、その重要性とは裏腹に意外となおざりにされがちなのが会社案内のページです。会社のホームページであるのに、商品やサービスの紹介には力が入っていても、会社自体については短く企業概要を箇条書きにしているだけというサイトが、特に中小企業に多く見られます。知名度の高い大企業でもないので大々的に書くようなことがない、または会社が小さいイメージが悪印象に繋がるのでは、などという理由から、会社案内をわざと曖昧にしている中小企業もあるかも知れませんが、これは大きな間違いです。
実際に人とふれあい、顔を見て話ができるわけではないインターネットの世界では、発信されている情報や、その情報を発信している人そのものの信頼性が大変重要になってきます。特に、物を売るというビジネスで成り立つECショップでは、企業の信頼性は死活問題です。ネットショッピングを頻繁に利用する人々は、ひとつの物を買うにしても、様々なサイトを渡り歩き、価格やサービスの調査をします。このとき、価格、サービスといったことのほかに、もう一つ消費者が必ず考慮する点は、「そのサイトは信頼性があるかどうか」という点です。ネット詐欺も多い世の中です。自分のお金を見ず知らずの相手に振り込むのですから、確実に商品を届けてくれるショップでなければ、いくら価格が安くとも、買おうとはしないでしょう。
ブランド力のある大手ECショップは、その分信頼性も高いですが、ではブランドも社名すらも知られていないような小規模のECショップはどのようにしてお客様の信頼性を得ればよいのでしょうか。一見、小さな無名のネット書店がAmazonのようなネット書店と信頼性において張り合えるわけがないようにも思えますが、ブランド力に欠けるからこそ、会社案内を利用して、会社の信頼性を高める必要があるのです。